イ・チソン 講演会

きょうも幸せです。


と き : 2009年6月2日(火)
        午後8時から9時

ところ : 万座温泉日進舘
     (ホテルフロアーショーにて)

※当館ご宿泊のお客様限定の
 特別講演となっております



全国家庭文書伝道協会(EHC) http://www.wlpm.or.jp/ehc 発行「こんにちは、チソン」より

こんにちは、チソン

韓国の女子大生イ・チソンは、交通事故で全身に大やけどを負い、美しい顔を失ってしまいました。苦しい治療や人々の好奇の視線。さまざまな苦難に耐え、それでも「私は幸せ」だと言います。

「私は今、しあわせ」

彼女は幸せだと言います。事故にあって少し不便にはなったけれども、前より楽しいと言うのです。

「事故の前の姿に戻れると言われたらどうする?」誰かがこう質問しました。

チソンは「戻りたくない」と答えました。
どうしてそうきっぱりと言えるのでしょう?チソンはその理由をこう語ります。

「確かに私はこの苦難により、外から見えるものは失われましたが、代わりに目に見えないまことの宝物を与えられたのです。元に戻ってしまうと、神さまから頂いたこの宝も失ってしまうから戻りたくないのです。」

目に見えない宝とは、神様の豊かな愛と揺るぎ無い平安です。神さまはいつもチソンと一緒にいてくださって、愛し、慰め、励ましてくださいました。

神さまが共にいてくださる―――そう思うと、苦しくて泣くことがあっても、不思議な平安が心を満たしました。

キリストの与える平安

イエス・キリストは、神でありながら、人間としてお生まれになり、人々にあざけられ、十字架にかけられて死ぬという苦しみを味わいました。ですから、私たちの痛みをわかってくださり、愛してくださり、心の傷を癒してくださいます。

チソンのように、どんなに辛いときでも心に幸せ、喜びのある人生。それは、自分のために十字架で死んでくださったイエスを信じることから始まります。

「私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。」(聖書)



イ・チソン(Jisun Lee)

イ・チソン1978年生まれ。1978年生まれ。梨花大学女子幼児教育科卒業。
大学4年生の、交通事故に遭い全身の55%に大火傷を負う。現在ボストン大学大学院でリハビリテーション・カウンセリング修士課程で学びながら、漢江聖心病院「火傷患者後援会」、社団福祉法人「ミルアル福祉財団」、リハビリテーション専門病院を設立するための「プルメ財団」の広報大使としても活躍している。
ホームページ「チソンの主を仰ぐ人」(http://www.ezsun.net)






事故前のチソン。大学の卒業アルバムの撮影の際に、友達が撮ってくれた写真。

突然の事故

「昨夜11時半頃、ソウル市内で乗用車6台の衝突事故がありました。車に乗っていた女性は全身に火傷を負う重体で、病院に運び込まれました・・・。」

私たちが何気なく耳にするニュースです。特に心に留めないまま、流れていってしまう遠い世界の出来事でしょう。大学4年生のイ・チソンにとってもそうでした。2000年7月30日、事故がチソンの身に起こるまでは・・・。

「お兄ちゃん、私を殺して」


大好きなお兄さんに背負われて。
兄は一緒にいながらチソンを守りきれなかった自責の念に苦しみながらも、妹を愛し、熱心に祈り、厳しく指と腕のリハビリをさせた。
その日は日曜日でした。クリスチャンのチソンは協会で礼拝を終え、大学の図書室で勉強しました。夜10時、学校の裏門でお兄さんと待ち合わせをし、自動車で自宅へ帰る途中、チソンは事故に巻き込まれたのです。飲酒運転の車が、信号待ちをしていたチソンたちの車に追突し、兄が運転していた車は反対車線の車に激突しました。

意識を取り戻した兄が見たものは、助手席から外に投げ出され、炎に包まれているチソンの姿でした。兄は必死で火を消し、チソンを助け出しました。その直後、車は爆発しました。

ふと意識を取り戻したチソンはこう言いました。「お兄ちゃん、こんなになって、とても生きていけないわ。私を殺して。」

「せめて顔だけでも・・・」


1998年に聖歌隊で歌っているときの写真。聖歌は苦しいときの支えになった。

病院の治療室はチソンの肉の焼ける匂いで充満していました。チソンは奇跡的に一命を取り留めたものの、それは生き地獄の始まり。前進の55%に重度の火傷を負ってしまったチソンを待っていたのは、筆舌に尽くせない痛みを伴う治療でした。毎日繰り返される、身の毛もよだつような治療にチソンは歯を食いしばって耐えました。

両手の親指を除く8本の指の先端も切断され、障害者となってしまいました。事故から7ヵ月後、チソンは退院することができました。しかし、彼女は顔の火傷を受け入れることができませんでした。チソンは子どもが大好きで、教師になりたいと思っていました。ところが、彼女の顔を見た子どもが「怪物」と呼んだのです。

「今や子どもに近づくことすらできない。せめて顔だけでも火傷にあわずに済んでいたら・・・。」





事故以来、片時も離れずチソンを看病してくれたお母さんと。治療のために訪れた日本で撮影した。

「チソン、愛してるわ」

「いっそ死んでしまえばよかった」と思うこともありました。チソンは自分の顔を極力見ないようにしていましたが、窓ガラスやスプーンに自分の姿が映ってしまうとき、苦しい思いがこみ上げました。

でも少しずつ、鏡に映った自分の姿に目を向けるように心がけました。この顔でこれから生き抜いていかなければならないのです。苦しい気持ちに打ち勝つため、チソンは鏡に映る変わり果てた自分に手を振り、こう話しかけました。「こんにちは、イ・チソン!」

すると、鏡の中の新しいチソンもあいさつを返しました。
「チソン、愛してるわ。」

こうして、少しずつ新しい自分を受け入れられるようになりました。



当日の様子(画像クリックで拡大します。)


◇◆ イ・チソンを綴った書籍&DVD ◆◇


きょうも幸せです。

イ・チソン退屈しないように神様は困難を与えてくれるのよ

前作『チソン、愛してるよ。』から5年。チソンの生活、日本での出版記念パーティーや福島医科大学の上田先生を再訪したときの感慨、シアトルに語学留学していたときの苦労…。事故後の自分を振り返りながら、ボストン大学大学院に合格するまでの日々の描写や思いが描かれています。


四六判上製:定価1,365円(税込)
「きょうも幸せです。」購入へ


チソン、愛してるよ。

イ・チソンお兄ちゃん、私を殺して。こんなになって生きていけないわ!

前女優のように美しい韓国の女子大生イ・チソンを襲った、悪夢の交通事故。顔も体も、全身の55%が黒焦げになるほどの大火傷を彼女は負いました。医者は言いました。「生きる望みはない。生きても人間の姿には戻れない」日韓で50万人が涙した空前のベストセラー。
四六判上製:定価1,365円(税込)
「チソン、愛してるよ」購入へ

  • 2003年3月/韓国KBSテレビ「人間劇場」(全5回)
  • 2004年3月10日/とくダネ特捜部(フジTV系)
  • 2005年5月26日/奇跡体験!アンビリーバボー(フジTV系)で放映されました。

きみは愛されるため生まれた from イ・チソン DVD/ビデオ

イ・チソン重度の火傷・生還・失望と希望―――本人が語る感動のストーリー

  • 講演「チソン、愛してるよ」イ・チソン
  • 再現ドラマ「心のなかの鏡---イ・チソンの奇蹟」【出演】キム・ヒョンジュ他
  • 歌「きみは愛されるため生まれた」【うた】松本優香

DVD・ビデオ:定価3,990円(税込)
きみは愛されるため生まれたfromイ・チソン購入へ



カルチャーアーカイブスへ




オンライン予約のページ

TOPページに戻る