トレイルランニングとトレイルランナーの皆様を、万座温泉日進舘は応援しています。



 トレイルランニングで風になる

自然と共に生きる持続可能なライフスタイルを求めて

◇トレイルランニング(Trail running)とは?

   出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

山岳路をランニングで駆け抜ける運動、または複数の人数で競う競技、またはそういうスタイルの山行き。通常登山靴やリュックサック、登山用の杖などを装備して登るような山を、Tシャツに短パン、スパッツ、ランニング・シューズといったランニングのスタイルで入山して走る。山岳で行う点で、クロスカントリー (陸上)とは区別される。




◆高地トレーニングに最適な万座温泉

標高1,800メートルの万座温泉では、そこをベースとしてさらに高い、標高2,100メートル付近での高地トレーニングが可能です(日本国道最高地点2,172mまで約15km)。

標高の高い場所では、空気中の酸素が少ないため、低酸素状態でも耐えられるように身体のホメオスターシス(恒常性)が働き、呼吸循環機能が向上します。赤血球は増加し、心肺機能は筋肉や関節に無理な負担を強いることなく鍛えられます。また向上した呼吸循環機能は平地に降りてもすぐには落ちませんので、トレイルランニングに限らず、通常のロードレースにおいても、レースの前は万座温泉でトレーニングなされることをお勧めします。


◆万座温泉付近のトレイルランニングコース

1.毛無峠エリア(破風岳、土鍋山、小串鉱山跡、毛無山、御飯岳)



毛無峠(1,827m)は、知る人ぞ知る嬬恋村の絶景ポイントで、万座温泉からは車で約30分のところにあります。風衝地のため、植生は森林が成立できず、矮小低木がびっしりと広がり、まるで標高2,500mの高山帯にでもいるかのようです(偽高山帯)。風で浸食されたと言われる地形はとても印象的で、そこにそびえるのは標高1,999mの破風岳。片道徒歩40分でたどり着く山頂の絶壁は見ごたえ十分。峠の下にはかつて国内2番目の硫黄採掘量を誇った小串鉱山跡の荒涼とした風景、群馬百名山・標高2,160mの知られざる名山・御飯岳などがあります。毛無峠を中心として全て往復コースですが、登山者も少なく、トレーニングには最適の条件です。


2.本白根山探勝歩道(嬬恋村HPより)



本白根山探勝歩道は、家族向けから健脚向けまで楽しめる、いくつかのトレッキングコースを選択することができます。はじめは森林の中を歩きますが、やがてコマクサ火口原と言われる広々とした山頂付近に出ます。風も心地よく、ここからの見晴らしは抜群です。
 
※コマクサなどの高山植物開花期は混雑するため避けたほうが無難でしょう。


3.万座峠〜七味温泉コース

当館から徒歩で約25分の万座峠から、七味温泉への林道を走る往復コースです。この道は奇岩が立ち並ぶ独特な景観で紅葉も美しく(紅葉100選)、とても見ごたえのある道なのですが、がけ崩れが激しく、通常は車両通行止めになっています。紅葉のピークの10月のみ、地元たっての願いで車両が通行できます。従って10月は避けたほうが賢明でしょう。


4.白根山〜芳ヶ平〜渋峠コース(草津温泉観光協会HPより)

当館から車で約15分の白根山駐車場からスタートし、芳ヶ平湿原を経て日本国道最高地点(標高2,172m)のある渋峠に出るコースです。芳ヶ平から渋峠までは岩場なので逆コースは危険でしょう。荒々しい白根火山の風景から湿原、最後には亜高山帯針葉樹林となり、風景の変化にも富んだコースです。芳ヶ平から草津温泉方面に下りることも可能です。または草津から白根山に登る逆コースも推奨です。


◆山のルールとマナーを守り、山の危険を認識しましょう。

ゴミは持ち帰る、トレイル以外には入らない、植物を採取しない、登り優先など、基本的なルールとマナーは登山者と同じです。トレイルランナーが走る姿はのんびり登山派の方は驚いてしまうこともありますから、抜かすときは遠くから声をかけて、登山者を威嚇しないようにしましょう。山に入ったら自己責任。自分の身体は自分で守るために、最低限の装備(ファーストエイドキット、テーピング、ジャケット、飲料、携帯食、地図、時計、コンパス、ホイッスルなど)は持ちましょう。登山届けを出すことも入山者の義務です。



◇万座温泉日進舘は、

トレイルランナー鏑木毅氏とスカイランナー松本大氏を応援します。



トレイルランナー 鏑木毅(かぶらぎつよし)

1968年群馬県桐生市生まれ。早稲田大学教育学部社会科学専修卒。大学在学中は箱根駅伝出場を目指し、早稲田大学競走部でロードランナーとして活躍したが、怪我のためにあえなく断念した。群馬県庁に就職後、28歳の時に出場した山田昇記念杯登山競争大会で初出場・初優勝をしたことを機に、ロードランナーからトレイルランナーへ転向した。
これまでに、山田昇記念杯登山競争大会で7連覇、北丹沢12時間山岳耐久レースで2連覇4度の優勝、富士登山競走で2連覇3度の優勝等の実績を持つ。また、2005年には国内3大レース(日本山岳耐久レース、富士登山競走、北丹沢12時間山岳耐久レース)を同一年に全て制覇する「トリプルクラウン」を達成した。
近年では海外大会へも参加している。2009年4月からプロのトレイルランナーとして活躍している。
公式HP 鏑木毅のトレイルランニングワールドhttp://www7b.biglobe.ne.jp/~tsuyoshikaburaki/index.html



スカイランナー 松本大(まつもとだい)

1983年群馬県嬬恋村生まれ。群馬大学教育学部大学院卒。小学校教諭。菅平トレイルクラブ代表。群馬県山岳連盟所属。2006年スカイランナーワールドシリーズ・アンドラ戦で日本人最高位の5位。赤城トレイルレース(25km)3連覇。2008年9月御岳スカイレース(35km)優勝。2009年7月「志賀高原トレイル50K」優勝。スイスアルパインダボスマラソン(78.5km)招待選手。
公式ブログ SkyRunner・キャベツのブログ
http://ameblo.jp/tsumagoi-cabbage/



鏑木毅さんのトレイルランニングツアー、

「万座トレラン紀行」を実施しています。

【2009年度】
第一回万座トレラン紀行 5月16日(土)〜17日(日)
第二回万座トレラン紀行 7月11日(土)〜12日(日)
ゲストランナー:スカイランナー松本大

第二回万座トレラン紀行の様子(画像クリックで拡大します。)


第2回万座トレラン紀行の写真をもっと見たい方はこちらから(70枚)

第2回万座トレラン紀行ムービーはこちらから


★トレイルランニングの合宿等のお申込み、ご相談は私達が承ります。
戸田貴文(とだたかふみ)

市民ランナー。休日は家族と各地の市民マラソン、山岳マラソンに参加。夏は登山で百名山へ。冬はスキーで家族サービス。

木村道紘(きむらみちひろ)

インタープリター、ネーチャーガイド、軽登山ガイド。上信越POPトレイル「ルートMAGATAMA」提案者。



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