五感で癒された「万座の旅」

アロマセラピスト 渡辺茜  With 生物教師 高石尚子

自然大好き!温泉大好き!そして何より、食べるの大好き!な2人組で、あちこち旅行に行っています。

今回は、3月末の週末プラス有休を利用して、万座温泉へやってきました★

大阪からなので、群馬へは新幹線か夜行バス。
時間とお金の節約のため、夜行バス『千曲川ライナー』にて、夜21時に大阪を出発~♪
バスは軽井沢に早朝7時半に到着しました。


  空気が冷たい…!

1日目は軽井沢&高崎市を観光して高崎市内に泊まり、2日目、車で万座へ向かいました。
高崎市から万座へは車で約2時間。軽井沢からは約1時間半です。
車内からは真っ白い雪で覆われた『浅間山』の雄大な姿や、『鬼押出し』の見事な溶岩地形が見えます。
車はどんどん山を登り、秘境への道のりに心が弾み…。



ついに!万座温泉へ到着です!!!

まさに秘境★
3月末の万座は、一面の銀世界。

「雪や~!」「真っ白や~!」「硫黄臭や~!」
と2人でテンションあがりまくりです。

早速、ホテル「日進館」にてチェックインを済まして荷物を置き、スノボの板とウェアをレンタル。
部屋で着換えを済ませ、ゲレンデへ飛び出しました♪

今回の旅行の目的の1つが、『スノーボード』。

関西ではどうしても雪が少ないので、初心者の私にとっては辛い環境。
何回も尻もちつきますからね。雪面が固いとお尻が痛くてしょーがない…。

万座のゲレンデは、想像以上に雪がいい!やわらかくて、しかも、ベショベショしてない!!
…てことで、初心者の私でも、ターン習得できちゃいました(*^_^*)v



体を動かした後は、旅館に戻って温泉へ。

まずは、部屋から近い『万天の湯』へ。

入口付近にお水があったので、口を潤してから入りました。
こうすることで、発汗が促進されますからね。

『万天の湯』は白い湯けむりがたち、友達とはぐれんばかりの状況。

う~ん、幻想的!

白いお湯に浸かって、立ち上る湯けむりに包まれていると、普段の生活や都会の喧噪のことを忘れてしまいます。


スノボ疲れも取れてポカポカになった頃には、お腹がペコペコでした。

夕食はバイキング形式。
大食いの私にとっては嬉しいですね。

「いっぱい食べるぞ~!」と2人で息巻いて、『メインダイニング こまくさ』へ。

ダイニングは、お泊りのお客さんでいっぱいでした。
でも、席も十分あり、すぐに座れました。
そして料理も、充実の品数と量!
しかも、体に優しいお野菜を使った料理や和食が多い!

「今日は、ダイエットを忘れよ~♪」

「野菜中心のヘルシー料理やから、いっぱい食べても大丈夫やろ~♪」

と、かなりの量をお皿に盛る2人…。


気に入ったのは、意外や意外、『ビーフシチュー』。
そう。和食以外のお料理も、納得の美味しさなんです。

デザートも充実していて、数種類あるケーキ群なんて、バイキングのものとは思えない驚きの美味しさでした!
特にチョコレートケーキは、しっとりずっしり贅沢なお味❤
食後のコーヒーと共に、デザートもばっちり楽しみました♪



そして、時刻は20時。

旅館の名物、『泉堅さんのライブショー』のお時間です。

メインダイニングを出てすぐのフロントが、その会場。
すでに会場は満員。立ち見の人がいっぱい!

ライブショーは、泉堅さんの歌とお話がメイン。
歌は、さすがにお上手。
でも、感動したのはお話の方。
とてもイイ話が聞けます!
前向きに生きていこうと思えます!

内容は…聞いてからのお楽しみということで。

泉堅さんにはファンもついているようで、花束が次々に贈られていました。
私もファンになってしまいました。
観客を巻き込んだカラオケや抽選会などもあり、素晴らしいライブショーでした!!!



ショーの後、本日2度目のお風呂。

大浴場『長寿の湯』へ。

こちらには、ブースに分かれた身体を洗う場が設けられています。
イスも普通の風呂椅子より高めで、腰が痛い人には嬉しい設備ですね。お風呂の数も多く、2人でまったりできました♪



お風呂から上がって、満腹だったお腹も落ち着いたので。

お部屋で宴会することに(^u^)

今回泊まった湯房751号室は、簡単なバースペースがついています。そこで、軽井沢のチーズやハム、クラッカー、お漬け物などを準備して…

 ワインで乾杯!!!

ゆったりしたソファで、美味しいおつまみとお酒。弾む会話。
ほろ酔いになったところで、隣の寝室にて、ゴロン♪
最高のひととき~(^v^)

…いや、あかんあかん、歯磨きだけは…。

てことで、ちゃんと寝る支度をしてから、再度ベッドへ。
外は極寒だけど部屋の空調はほどよく快適で、ぐっすりと熟睡できました。
(空調があんまりな宿って多いですよね。乾燥し過ぎとか、寒かったりとか)































































翌朝。

ちょっと早起きして、朝風呂へ繰り出しました。

露天風呂『極楽湯』へ。

一回宿から出て、1分位歩きます。この道中が寒いので、上着は必須!でも、朝の雪景色はまた格別★キラキラしてます。

朝早いこともあり、露天風呂は無人でした。「貸切や~♪」と、朝からはしゃぐ2人。

冷えた体が、白い万座のお湯で溶けていきます。
朝の空気は澄んでいて、見上げると青空。遠くを見渡すと、白い山景色。

  なんて爽快感!


朝風呂の後は直接メインダイニングに向かって朝食。

朝食もバイキング形式でした。

好きなものを好きなだけ食べられるのが嬉しいですね。
朝食も和食メインでしたが、デザート(?)に食べた自家製パンも美味しかった♪

賑やかなメインダイニング内では、家族連れやグループのお客さんが目立ちました。
中には、1人で来ているお年寄りの姿も。
湯治で来ておられるのでしょうか…。
美味しそうに、和食の朝ごはんを召し上がっていました。
ヘルシーな料理と万座の温泉は、きっと身体の疲れや病を癒してくれるんでしょう…。


この日は、ネイチャー木村さんの『スノーシュー体験』に参加しました。

『スノーシュー』は初耳でしたが、『雪の上を歩くための靴』で、大きいスリッパみたいなもんです。
ズボっとはまってしまう深い雪の上も、スノーシューでしたら楽に歩けます。なので、雪深い森の奥までも、歩いて行けちゃうのです。

この、スノーシューでの森歩き。
なかなかハード。いい有酸素運動になります。
それでも、空気が澄んでいるからか、素晴らしい景色の中を歩いているからか、疲れが心地いいんです♪

万座の森には、大阪では見られないような大木がたくさん。
ネイチャー木村さんが、それらについて分かりやすく、楽しく説明してくれます。

「木と人間とは友達です」って言葉、いいですね★
木に触れていると、大地に抱かれているような温かさを感じます…。


そして、感動したのは、木の放つ癒しの香り!

アロマセラピストの仕事をしているので、普段から数々のアロマオイルを使っていますが…。
やはり、自然の香りにはかないませんね!
シラビソやトウヒの葉をこすると香る、爽やかで温かいウッディーな香りは、山歩きの疲れをフッと解消してくれます。

考えてみると、人、特に日本人は、昔から木の香りで癒されてきました。
木の香りがする家はすごく落ち着くし、ヒノキのお風呂は今も変わらず人気です。

昔から、木と人間は友達だったんですね。

植物が出す独特の香りは、色んな意味があります。
花の蜜の甘い香りは、昆虫を呼び寄せるため。
数種のハーブの持つ独特の香りは、逆に昆虫を遠ざけるため。
松の香りは、他の植物の生育を妨げるため(松の木の下には植物が生えにくいです)。

木の香りが人間にとって不快でないということは…
木が、人間を遠ざけたいのでなく、呼び寄せたいから、と解釈できますよね。

まさに、「木と人間は友達!!!」です!


『スノーシュー体験』では、そんな木々との触れ合いもありつつ、森深くでの動物の足跡にびっくりもしつつ、ここでしか出来ない貴重な体験をしました。




宿に戻ってからは、再びお風呂。

『極楽の湯』で体をほぐしながら、旅の余韻に浸りました。



お風呂の後には、旅館名物の『まごわやさしい弁当』+ビューティジュースを堪能!
朝食バイキングで満腹だったのに、ペロリと食べられました。
スノーシューでの山歩きが、思った以上の運動量になっていたんですね、きっと。

ついに万座の旅も終りです。

さみしい…。

チェックアウトをして、車で万座を発ちました。


人が癒されるには、人が持つ5つの感覚すべてからアプローチすると効果的だと言われています。
今回の旅では、五感すべてが癒されました。

  • 視覚(素晴らしい白銀の景色。湯けむりの幻想的な世界)
  • 聴覚(泉堅さんの素晴らしい歌声。万座の森で聞いた鳥の声)
  • 嗅覚(木の持つ温かい香り。身体に効きそうな温泉の硫黄臭。料理の美味しそうな香り)
  • 味覚(素材の味を生かした、ヘルシーな料理たち)
  • 触覚(万座温泉のまったりした白湯の心地よさ)














































最後に。

日進館のスタッフの皆様、あたたかいおもてなし、素敵な時間を、ありがとうございました!

日頃の疲れをリフレッシュできただけでなく、たくさんの感動を経験できたこと、本当に感謝しています。
また違った季節での万座の顔も見たいですね。

その際は、よろしくお願いします。

アロマセラピスト 渡辺茜  With 生物教師 高石尚子




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